2011年3月24日本日の活動報告(気仙沼・陸前高田)

三田です。


今日は少し長文です。



昨日は、気仙沼・陸前高田へ支援物資を届けてきました。
持っていった物資それぞれ、


▼全国連からの物資(アレルギー支援ネット、アトピッ子地球の子ネットワークより)
・ アルファ米 150食
・ ニューMA−1 小缶 1ケース(8本)
・ MA−mi 小缶 1ケース(8本)


▼ヘルシーハットからの提供物資
・辻安全食品のレトルトおかず 5種×5
*みんなでやさいカレー 80食
*キューピー ベビーフードシリーズ 7種計92個
*卵・乳を使わない小麦のパン 約20個
・その他お菓子 数種類

*印は、メーカーより提供いただいた物資です。






以下、当日の様子。(少し長くなります)

朝9時前に出て、夜10時に帰ってくる日帰りです。
気仙沼までの道のりは、高速度路に段差等あるものの平穏につきました。
気仙沼の町に入るトンネルまでの道のりはのどかな光景。
ホームセンターも、コンビニも食料品を中心に品不足ではあるものの
入場規制も行列もなく、普通に買い物ができる様子でした。
ガソリンスタンドだけは長蛇の列でしたが・・
 
しかし、トンネルを抜けて気仙沼に入り、しばらく下ると景色は一変。
市役所のある地域まで津波が来た痕が残り、さらに下るとそこは完全に
水にのまれ壊滅していました。

今回、気仙沼在住の古くからの会員Aさんが避難している中学校に行き、
Aさんと合流。一緒に、気仙沼市役所へ行ってきました。
何とか物資を、一般の物資と分けて管理してもらうことをお願いし、
アレルギー支援ネットさんで作ってもらったポスターも渡して貼ってもらうことに
なりました。
ただ直接、保健関係を担当する現場の方が外に出ていたので、後でまたAさんに
市役所に行き詳しい打ち合わせをしてもらうことにしました。


その後、陸前高田市へ。
国道45号線のバイパスの長いトンネルは電気がなく真っ暗。砂埃も舞う中を
進み、気仙沼唐桑鹿折地区へ。集落全体がなくなっていました。

さらに右手に美しい海を見ながら進み、陸前高田へ。
そこは別世界でした。
今まで見てきた被災地とはまるで違う・・
街全体がまったいらになくなっていました。
4階建ての学校の窓ガラスもすべてなくなっていたので、相当の高さの津波が
おそったのだと思います。さらに、何度も津波がおしては引いての繰り返しで
遠目にはまるで砂浜のように、残骸がまったいらなのです。
どこが宅地で、どこが商店街で、どこが田畑だったのかまったく分かりません。
ところどころで、長い棒を持った警察が、行方不明者の捜索をしていました。
涙が止まらなくなる光景でした。

まず災害対策本部のある給食センターへ。
所長さんが対応してくださったのですが
市職員もたくさんの方がなくなっており、知っている栄養士さんも犠牲になられた
とのこと。給食センターでは20人くらいのアレルギー対応をしていたとのこと。
また何日か前に、アレルギー用食品が届いていて、ドライビングスクールに
置いてあることを伺いました。
物資を別管理していただけるとのことで、ここで物資を降ろしました。
保健師さんが近くの第1中学校にいるとのことで、詳細の打ち合わせをするために
第1中学校へ。
大船渡から応援に入っている保健師さんとお話ができ、こちらに物資をおいた方が
良いとのこと。この後保健支援の会議があるのでそこで取り上げてくださることに
なりました。
いったん事前に届いているアレルギー用食品もまとめて思い、ドライビングスクールに
行きました。そこはたくさんの物資が集積されている場所でしたが、
すぐに目的の品は見つかりました。
しかし・・・
担当の方曰く「一度避難所に持っていたんだけど、だれも取りに来ないから
ここに戻ってきた。どうしていいものか分からない」とのこと。
事情を説明し、こちらで第1中に持っていくことにしました。
まだ封もあけられていない箱の中身を、開けて確認したところ2度目のビックリ。
まず目に入ったのがカップラーメン。脱脂粉乳の入ったコーンスープ。
「卵・乳を使わずに作りました」「本品には小麦・ナッツを使用しています」
と書いてありながら原材料表示のない可愛いクッキー。
これとは別に、原材料はおろか説明も全く書いていないクッキーの山。
その他細々と入っていたりするのですが、一般的な食物アレルギーに対応できる物は
ごくわずか。箱にはアトピー用の文字。このまま配られても用心して食べないか、
もしくは事故が起きるかのどちらかです。
なので、一般の支援物資としてもらうようおいてきました。
給食センターに戻り、いったん降ろした物資を再度積み、第1中へ行ってこちらに
おろしてきました。

最終的に、陸前高田市の物資管理は第1中学校の2F、保健関係支援の教室で
行うことになりました。具体的な案内はこちらに誘導することになります。


帰り間際には、すごい勢いでぼた雪が降ってきて、一面真っ白に。
車を走らせていると地震情報で、津波に注意してくださいとのアナウンス。
周りをみわたせば津波によってまっさらになっていしまった市街地。
支援物資を届けにきて津波にのまれては大変だと、どこまで逃げればいいのかと
いいながら山側へ車を走らせました。途中で「潮位の変化はあるものの、被害の
心配はありません」との放送で一安心でした。


実は陸前高田では奇遇なことが。
給食センターに着いたとき、車の外から「ヘルシーハットさんですか」との声。
もう自治体に話が伝わっているのかと思いきや、電話で一度お話をしていた
朝日新聞の記者さんでした。
全国連で行っている支援のことや、どういったことが問題(課題)になっているか、
などをお話ししました。支援物資を届ける様子も取材してもらいました。



★今回改めて教訓にしなければならないと感じたこと。
・現地でアレルギーを理解してくれる人と直接話しをし対応方法もできるだけ
打ち合わせをすること
・個人レベルでの支援物資は、直接届けてもまず患者には渡らないこと
・個人の感覚(自分のアレルギーのレベル)で物を選択することの危険性


報告が遅くなって申し訳ありません。


三田久美

     

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